ホワイトニングで痛いと感じるのはどうして?対処法も解説

2026.06.11

2026.06.11

ホワイトニングで痛いと感じるのはどうして?対処法も解説

こんにちは。大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」です。

ホワイトニングで歯痛を感じる女性

ホワイトニングに興味はあるものの「痛いのではないか」「施術後にしみる症状が出るのではないか」と不安を感じている方は少なくありません。実際に、ホワイトニング後に一時的な痛みや知覚過敏のような症状が現れることがあります。

しかし、この痛みには明確な原因があり、すべての方に強い症状が起こるわけではありません。また、事前に口腔内の状態を確認し、適切な方法で施術を受けることで、痛みのリスクを抑えられる場合もあります。

この記事では、ホワイトニングで痛みが生じる原因や対処方法などについて解説します。

ホワイトニングとは

ホワイトニングのビフォーアフター

ホワイトニングとは、専用の薬剤を使用して歯の色素を分解し、歯を白く見せる施術です。歯を削ったり人工物を装着したりするのではなく、歯そのものの色調を明るくしていく方法として広く行われています。

歯の着色は、加齢や飲食物、喫煙などさまざまな要因によって生じます。ホワイトニングでは過酸化水素や過酸化尿素を含む薬剤を用いて歯の内部にある色素を分解し、歯を白くしていきます。

ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニング、両方を組み合わせるデュアルホワイトニングの3つの方法があります。それぞれ使用する薬剤の濃度や施術方法が異なり、白さが現れるまでの期間や持続性にも違いがあります。

また、ホワイトニングはすべての歯に同じような効果が得られるわけではありません。詰め物や被せ物の色は変化せず、歯の状態によって施術の可否が判断される場合もあります。そのため、施術前には歯科医院で口腔内の状態を確認し、自分に合った方法を選択することが大切です。

ホワイトニングで痛いと感じるのはどうして?

ホワイトニングで痛いと感じるのはなぜか疑問をもつイメージ

ホワイトニング後に痛みやしみる感覚が生じる原因はいくつかあります。主な理由について確認していきましょう。

薬剤による刺激

ホワイトニング後に歯がしみたり痛みを感じたりする主な理由のひとつが、ホワイトニング剤による一時的な刺激です。

ホワイトニングでは、歯の内部にある着色成分を分解するために専用の薬剤を使用します。この薬剤が作用する過程で、歯の神経に刺激が伝わりやすくなり「ツーンとしみる」「冷たいものがしみる」といった症状が現れることがあるのです。

特に、もともと知覚過敏がある方や歯の表面のエナメル質が薄い方では、刺激を感じやすくなります。

ただし、このような症状は一時的なものであり、多くの場合は時間の経過とともに落ち着きます。痛みが長期間続く場合や強くなる場合は、ほかの原因が隠れている可能性もあるため、歯科医院で確認を受けることが大切です。

虫歯や歯のひび割れがあるため

健康な歯は表面がしっかり保護されていますが、虫歯やひび割れがあると、その部分から刺激が内部へ伝わりやすくなります。その状態でホワイトニングを行うと、薬剤の刺激によってしみたり痛みを感じたりするケースがあるのです。

特に初期の虫歯や小さなひび割れは、自分では気付きにくい場合も少なくありません。そのため「ふだんは気にならなかったのに、ホワイトニング後から痛みが出た」というケースもあります。

ホワイトニングを安全に行うためには、事前に歯科医院で口腔内を確認し、虫歯や歯のひび割れが見つかった場合は先に治療を受けることが大切です。歯の状態を整えてからホワイトニングを行うことで、痛みが生じるリスクの軽減につながります。

歯ぐきに薬剤が付着したため

ホワイトニング後に歯ぐきがヒリヒリしたり痛みを感じたりする場合は、薬剤が歯ぐきに付着したことが原因かもしれません。

ホワイトニング剤は歯を白くするための薬剤であり、歯ぐきなどのやわらかい組織に触れると刺激を与えることがあります。特にホームホワイトニングでは、マウスピースに入れる薬剤の量が多すぎると、装着時にあふれて歯ぐきに付着することがあります。

薬剤が触れた部分は、一時的に白っぽくなったりヒリヒリしたりすることがありますが、多くは時間の経過とともに改善します。

ただし、症状が強い場合や数日たっても改善しない場合は、無理にホワイトニングを続けず歯科医院で相談しましょう。

ホワイトニングで痛いと感じたときの対処法

知覚過敏用の歯磨き粉を使用する様子

ホワイトニング後に歯がしみたり痛みを感じたりしても、多くの場合は一時的な反応です。まずは歯への刺激を減らしながら様子をみることが大切です。症状に応じて適切に対応することで、不快感の軽減が期待できます。

刺激の強い飲食物を控える

ホワイトニング後は、歯が一時的に刺激を受けやすい状態になることがあります。

そのため、熱い飲み物や冷たい飲み物、香辛料を多く使った料理、酸味の強い食品などはしばらく控えるとよいでしょう。これらの飲食物は歯に刺激を与え、しみる症状を強く感じる原因になることがあります。

痛みがある間は常温の飲み物や刺激の少ない食事を選ぶことで、歯への負担を抑えやすくなります。

知覚過敏用の歯磨き粉を使用する

知覚過敏用の歯磨き粉を使用する方法もあります。知覚過敏用の歯磨き粉には、歯への刺激を伝わりにくくする成分が配合されています。毎日の歯磨きに取り入れることで、しみる症状の軽減が期待できます。

ただし、使用してすぐに症状がなくなるわけではありません。継続して使用しながら経過をみることが大切です。

ホワイトニングを一時的に休む

ホームホワイトニング中に痛みが出た場合は、一度使用を中断することも大切です。痛みがある状態で無理に続けると、歯への刺激が強くなることがあります。数日ほど休んで症状が落ち着いてから再開すると、負担を抑えながらホワイトニングを進めやすくなります。

再開する時期や方法について不安がある場合は、歯科医院で相談しましょう。

痛みが続く場合は歯科医院で相談する

ホワイトニングによる刺激は、多くの場合数時間から数日程度で落ち着きます。

しかし、痛みが長引く場合や強くなる場合は注意が必要です。虫歯や歯のひび割れ、知覚過敏などが原因となっている可能性もあります。

歯科医院では口腔内の状態を確認し、必要に応じて適切な処置やホワイトニング方法の見直しを行います。我慢せず早めに相談することが大切です。

ホワイトニングで痛みが起こるのを防ぐには

歯科医院で 定期的に口腔内の状態を確認する女性

ホワイトニングによる痛みを完全に防ぐことは難しい場合もありますが、事前に口腔内の状態を整え、正しい方法で行うことで痛みのリスクを抑えられます。安心してホワイトニングを受けるためにも、次のポイントを意識しましょう。

定期的に口腔内の状態を確認する

ホワイトニングを行う前には、歯や歯ぐきの状態を確認しておくことが大切です。虫歯や歯のひび割れ、歯ぐきの炎症などがあると、ホワイトニングの刺激によって痛みが生じることがあります。

定期的に歯科検診を受けることで、お口のトラブルを早い段階で見つけやすくなります。また、ホワイトニングが可能な状態かどうかを事前に確認できるため、より安心して施術を受けられます。

虫歯や歯周病を治療する

虫歯や歯周病がある場合は、ホワイトニングより先に治療を行うことが重要です。虫歯がある歯は薬剤の刺激を受けやすく、痛みにつながることがあります。また、歯周病によって歯ぐきが下がると、歯の根元が露出し、しみる症状が現れることもあります。

ホワイトニングの前に口腔内の健康状態を整えておくことで、痛みが起こるリスクの軽減につながります。

歯科医師の指示に従って行う

ホワイトニングは、決められた方法で行うことが大切です。特にホームホワイトニングでは、薬剤の量やマウスピースの装着時間を守る必要があります。より早く白くしたいからといって薬剤を多く入れたり、装着時間を長くしたりすると、歯や歯ぐきに負担がかかることがあります。

痛みや違和感がある場合は自己判断で続けず、歯科医師に相談しながら進めましょう。適切な方法でホワイトニングを行うことが、痛みの予防につながります。

まとめ

白い歯を見せて笑う女性

ホワイトニング後に歯がしみたり痛みを感じたりすることがありますが、多くは薬剤による一時的な刺激が原因です。また、虫歯や歯のひび割れ、歯ぐきへの薬剤の付着によって症状が現れる場合もあります。

痛みを感じたときは、刺激の強い飲食物を控える、知覚過敏用の歯磨き粉を使用するなどの対応を行いましょう。ホームホワイトニングの場合は一度中断し、症状の変化を確認することも大切です。痛みが続く場合は歯科医院へ相談しましょう。

ホワイトニングによる痛みのリスクを抑えるためには、事前に口腔内の状態を確認し、必要な治療を済ませておくことが重要です。不安がある場合は歯科医師に相談しながら進めましょう。

ホワイトニングを検討されている方は、大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、「歯の健康に出会う歯医者」として安心・安全を心がけて診療にあたっています。虫歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療やインプラント、予防歯科にも力を入れています。診療案内ページはこちら予約フォームもございますので、ぜひご覧ください。

山下 幸樹

■この記事の監修者

山下 幸樹

経歴
  • 2010 大阪歯科大学 卒業
  • 2011 医療法人崇仁会 小室歯科 勤務
  • 2013 医療法人社団 翔悠会 小濱歯科医院 勤務
  • 2017 ヤマシタデンタルクリニック開業
  • 2025 歯学博士取得、大阪歯科大学生理学講座 非常勤講師 就任、関西医療学園専門学校 非常勤講師 就任
所属学会
  • 日本補綴歯科学会 会員
  • 日本口腔インプラント学会 会員
  • 日本小児歯科学会 会員
  • 日本歯周病学会 会員
  • 日本デジタル歯科学会 会員
  • 日本歯科保存学会 会員
  • 福岡SJCD 会員
  • 5-D Japan 会員

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