歯のクリーニングにかかる費用は?保険診療と自費診療の違いも

2026.02.05

2026.02.05

歯のクリーニングにかかる費用は?保険診療と自費診療の違いも

こんにちは。大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」です。

歯のクリーニングにかかる費用について考えるイメージ

歯の健康を保つうえで欠かせないのが定期的なクリーニングです。普段の歯磨きだけでは落としきれない汚れや歯石が蓄積すると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

そうしたリスクを減らすため、多くの人が歯科医院でのクリーニングを受けていますが「費用はどれくらいかかるのか?」という疑問を持つ方も少なくありません。特に、保険が適用されるケースとそうでないケースの違いについては理解しておきたいところです。

この記事では、歯のクリーニングにかかる費用や、保険と自費それぞれの違い、そしてクリーニングを受けるメリットについて詳しく解説します。

歯のクリーニングにかかる費用

歯のクリーニングにかかる費用のイメージ

歯のクリーニングは保険が適用されるケースとそうでないケースがあり、それによって費用も大きく異なります。

保険診療の場合

保険診療でのクリーニングは、歯周病の治療が目的となる場合に限られており、美容を目的とした施術は対象外です。

歯科医院で歯茎の腫れや出血、歯石の蓄積などの症状が認められた際に、スケーリング(歯石除去)やルートプレーニングなどの処置が保険適用の対象となります。費用は3割負担の場合、1回あたり1,000円から3,000円前後が目安です。

ただし、口腔内の状態によっては複数回に分けて処置が行われることもあります。保険の範囲では基本的な処置が中心となり、見た目の改善や快適さを追求する内容は含まれていないことが一般的です。

自費診療の場合

自費診療でのクリーニングは、病気の治療ではなく、歯や口の中をより清潔に保ちたい、見た目をきれいに整えたいといった目的で行われます。保険の制限を受けないため、施術の内容が豊富で、細かい部分まで丁寧に対応してもらえるのが特徴です。

たとえば、PMTCという専門的な歯のクリーニングでは、歯の表面の汚れをすみずみまで取り除きます。そのほか、タバコや飲食物による着色の除去、歯をツルツルにするための仕上げ磨き、フッ素塗布も行われることがあります。

費用は1回あたり5,000円から1万5,000円ほどが目安で、施術時間は30分から1時間程度と保険診療に比べると長めです。

保険と自費のクリーニングは何が違う?

保険と自費のクリーニングは何が違うのか考える女性

保険診療によるクリーニングは、歯周病などの病気の治療が目的とされています。歯茎の腫れや出血、歯石の付着などが確認された場合に、必要な処置としてスケーリングなどが行われます。

保険診療では基本的に必要最低限の内容に限られ、見た目のきれいさや心地よさまでは対応していないことがほとんどです。

一方で、自費診療のクリーニングは予防や見た目のケアを目的にしています。保険の範囲に縛られないため、より丁寧な清掃やステイン除去、フッ素塗布など、幅広いケアを受けることができます。見た目や口腔内の快適さを重視する方にとって、満足度の高い選択肢といえるでしょう。

歯のクリーニングの流れ

歯の表面を磨く様子

ここでは、歯のクリーニングの流れをわかりやすく解説します。

口腔内のチェック

最初に行われるのが、歯や歯ぐきの状態を確認するための検査です。

歯科医師や歯科衛生士が、歯周ポケットの深さ、出血の有無、歯石のつき具合などを確認し、どのような処置が必要かを判断します。このチェックによって、口の中にある問題点を見つけ出し、適切なクリーニングの計画を立てることができます。

これは、口腔内の健康状態を把握するうえでも大切な工程です。

歯石の除去

次に行われるのが歯石の除去です。歯石は、歯にこびりついた歯垢が固まってできたもので、普通の歯みがきでは取り除くことができません。歯科医院では超音波スケーラーやハンドスケーラーを使って、歯と歯ぐきのまわりにたまった歯石を丁寧に取り除いていきます。

歯石の量が多い場合は、一度にすべて取りきれないこともあるため、数回に分けて処置することもあります。

歯面清掃

歯石を取り除いたあとは、歯の表面を磨いてきれいに整えます。これは歯面清掃と呼ばれる工程で、専用の器具に研磨剤をつけて、着色汚れや細かな汚れを落とします。PMTCのような方法では、細部までしっかりと磨かれるため、汚れが再び付きにくくなります。

歯の表面がつるつるとした状態になることで、見た目にも清潔な印象を保ちやすくなり、仕上がりの満足感も高まります。

フッ素塗布

クリーニング後の仕上げとして、必要に応じてフッ素を歯の表面に塗布します。フッ素は歯質を強化し、虫歯の原因菌が出す酸に対する抵抗力を高めてくれる成分で、虫歯の予防に非常に効果的です。

特に子どもや虫歯になりやすい方にとっては、フッ素塗布は重要なケアの一つです。フッ素が歯のエナメル質に作用することで、再石灰化を促進し、初期の虫歯であれば自然に修復されることもあります。

歯のクリーニングを受けるメリット

歯のクリーニングを受けるメリットのイメージ

歯科医院で定期的にクリーニングを受けることで、口の中の健康だけでなく、見た目や全身の状態にも良い影響を与えることが知られています。ここでは、具体的な利点をわかりやすくご紹介します。

虫歯や歯周病の予防につながる

毎日の歯みがきでは落としきれない歯垢や歯石は、虫歯や歯周病の原因になることがあります。

クリーニングによってこれらの汚れを取り除くことで、口腔内を清潔な状態に保ちやすくなり、病気の発生を防ぐ効果が期待できます。特に歯と歯ぐきの境目など、家庭ではケアが難しい部分を重点的にきれいにできるのが大きなポイントです。

口臭の改善や予防につながる

歯垢や歯石は、細菌の温床となり、口臭の原因にもなります。特に歯周病が進行している場合には、強いにおいが発生することもあるため、口臭の悩みを抱えている方にとって、歯のクリーニングは有効な対策となります。

クリーニングによって口腔内の汚れを除去し、清潔な状態を保つことで、口臭を改善・予防できるのです。

歯の美しさを保てる

日常生活のなかで、コーヒーやお茶、赤ワイン、カレーなどの飲食物に含まれる色素によって、歯の表面には少しずつ黄ばみやくすみが蓄積されていきます。自宅での歯磨きでは完全に落とすことが難しく、長期間放置すると歯全体がくすんだ印象になることもあります。

歯科医院でのクリーニングでは、こうした着色汚れ(ステイン)を専用の器具と研磨剤を使って丁寧に取り除きます。処置後は歯の表面がツルツルになり、本来の自然な白さと輝きを取り戻すことができます。

美しい口元は清潔感や信頼感を与え、対人関係や仕事の場面でも好影響をもたらすでしょう。

全身の健康維持につながる

歯と口の健康状態は、全身の健康にも大きく影響します。たとえば、歯周病が進行し、細菌が血液を通じて全身に広がると、糖尿病の悪化や心臓病、脳梗塞などのリスクを高めることがあるとされています。

定期的に歯のクリーニングを受け、口の中の細菌を減らすことは、こうした全身疾患の予防にもつながるのです。

また、高齢者にとっては、口腔ケアが誤嚥性肺炎の予防に役立つとされています。誤嚥性肺炎は、口の中の細菌が肺に入ることで起こる肺炎で、命にかかわることもあります。

そのため、歯のクリーニングは全身の健康を守るうえでも非常に重要な役割を果たしているのです。

医療費の削減につながる

歯科医院で定期的にクリーニングを受けることは、将来的にかかる医療費の削減にもつながります。たとえば、虫歯や歯周病を放置すると、大掛かりな治療が必要になり、費用が高額になることがあります。

一方で、予防的なケアを継続すれば、こうした治療を避けられる可能性が高く、トータルの医療費を抑えることができるのです。

歯のクリーニングを受ける頻度

歯のクリーニングを受ける頻度のイメージ

歯のクリーニングをどれくらいの間隔で受ければよいかは、口腔内の状態や生活習慣によって異なりますが、一般的には3〜6ヶ月に1回のペースが目安とされています。

これは、歯垢や歯石が再びたまりはじめる時期とされるため、その前にクリーニングを受けることで、常に清潔な状態を保ちやすくなるからです。

ただし、歯周病のリスクが高い人や、喫煙習慣がある人、矯正治療中の人などは、より短い間隔での受診が望まれることもあります。

症状がないからといって長く放置すると、知らないうちにトラブルが進行していることもあるため、定期的なチェックとクリーニングを習慣づけることが大切です。

まとめ

歯科医院でクリーニングを受ける女性

歯のクリーニングは、保険診療と自費診療で内容や目的、費用が異なります。保険診療は虫歯や歯周病の治療に限定されるのに対し、自費診療は予防や審美目的での高度なケアが受けられます。

定期的なクリーニングは、口腔内の健康維持や全身の病気予防にもつながります。目的に応じて適切な方法を選ぶことが大切です。

お口の健康を守りたいとお考えの方は、大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、「歯の健康に出会う歯医者」として安心・安全を心がけて診療にあたっています。虫歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療やインプラント、予防歯科にも力を入れています。診療案内ページはこちら予約フォームもございますので、ぜひご覧ください。