2024.04.12
口呼吸の悪い影響②
まず自分は鼻呼吸なのか口呼吸なのかをチェックしてみましょう!
・口が無意識のうちに半開きになる
・朝起きた時に口の中が乾燥している、喉が乾く、痛みがある
・上の前歯が出ている
・唇が常に乾いている、ひび割れしやすい
・前歯に虫歯ができやすい、着色がつきやすい
・口内炎ができやすい
・発音が明瞭ではない
・鼻がつまりやすい、鼻炎を持っている
・風邪を引きやすい
・喘息やアトピーを持っている
・日中、強い眠気や倦怠感がある
・集中力が続かない
以上の症状が多ければ多いほど口呼吸が疑われます。
またはこういった症状で悩んでいる方は呼吸の仕方を意識すると治る可能性もあるのです。
次に口呼吸を改善する方法を挙げていきます。
まずは意識して口を閉じ、鼻で呼吸するようにしてみましょう。
癖だけで口で呼吸をしている人は、気付いた時には鼻で呼吸をし、鼻呼吸を癖付けていきましょう。
最初は空気を取り込む量が口に比べて少なくなるので、息苦しさも多少あるかもしれませんが続けることで慣れていきます。
もし鼻炎を持っていて鼻で呼吸ができない場合はまず耳鼻科に行って鼻炎を治すことから始めましょう。
それをしてでも口呼吸を改善することは大切です。
また日中は意識して治せても、夜寝ている間は無意識に空いてしまいますよね。
そんな時は物理的にテープを貼って口を塞ぐ方法があります。
口の中央にテープを貼るので完全に息ができなくなるわけではないので心配しないでください。
サージカルテープなどでもできますし、薬局に行くと口に貼る専用のテープも売っていると思います。
それだけでも風邪を引きにくくなったりもしますのでぜひ実践してみてください。
他には口の周りの筋肉を鍛える方法もあります。
代表的なのはボタンに糸を通し、口の中に入れ、糸を引っ張るというやり方です。
その他にも内科の先生が考えた「あいうべ体操」というものもあります。
準備するものや費用もかからないもので、その場で実践することができます。
口呼吸を改善するためには一度だけでは効果がなく、続けることが大切です。根気よくやってみてください。
口呼吸が身体に及ぼしてしまう悪影響は理解できましたか?
呼吸の仕方が鼻か口か違うだけで、こんなにもたくさんのデメリットが出てしまうのです。
癖を直すのは簡単なことではありません。
でも風邪を引きやすかったり、アレルギーがある、虫歯ができやすいというのが呼吸ひとつで改善されるとしたら、病院に通うわけでもなく、薬を飲むわけでもないためとてもいいと思いませんか?
口呼吸のチェックリストでもし気になっていることが挙がっている場合は呼吸のせいかもしれません。
ぜひ改善できるよう頑張ってみてください!
また、これは大人だけではなく、子供も同様です。
もしお子さんがいる場合は注意してみてあげてください。
口呼吸をしている場合は少し無理をしてでも鼻呼吸に変えてあげたほうが後々を考えてもメリットがたくさんありその子のためになります。
口呼吸をしていると、出っ歯だけではなく、口がぽかんと開いていてだらしない顔にも見えてしまいます。
すぐには改善できないかもしれませんが、根気よく気にしてあげてください。
鼻呼吸で健康的な身体を目指しましょう。