2025.08.28
セラミックの歯が欠けたときにしてはいけないことと対処法!
こんにちは。大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」です。

強度に優れたセラミックでも、強い衝撃や硬いものを噛んだときに欠けることがあります。セラミックの歯が欠けた場合、放置すると見た目の問題だけでなく、噛み合わせの不調や二次的なトラブルにつながる恐れがあります。
この記事では、セラミックの歯が欠けたときに避けるべき行動と、正しい応急処置や歯科医院での治療方法について詳しく解説します。
セラミックの歯が欠ける主な原因

セラミックは天然歯に近い透明感や美しさを持ち、耐久性にも優れた素材ですが、絶対に欠けないわけではありません。硬度は高いものの、一定の条件下では破損のリスクが存在します。
ここでは、セラミックの歯が欠ける主な原因を詳しく解説します。
強い衝撃や硬いものを噛んだ場合
セラミックは非常に硬い素材ですが、その分、衝撃に対して脆い性質があります。たとえば、硬い氷やキャンディ、ナッツ類を噛んだ際に強い力が加わると、欠けやヒビが生じやすくなります。
また、事故やスポーツ中の打撲など外部からの衝撃もリスク要因の一つです。このため、日常生活で硬いものを無理に噛まない意識が重要です。
歯ぎしりや食いしばり
就寝中の歯ぎしりや日中の食いしばりは、セラミックの歯に大きな負担をかけます。特に、長時間にわたり強い力が繰り返しかかることで、微細な亀裂が生じ、最終的に欠けや破損につながることがあります。
噛み合わせの不調
装着後の噛み合わせが適切でない場合、セラミックに局所的な負担が集中し、欠けるリスクが高まります。治療直後の調整不足や、その後の歯の動きによって噛み合わせが変化した場合に起こります。
噛み合わせは時間とともに変わるため、定期的なチェックと微調整が欠かせません。
経年劣化や装着状態の変化
セラミック自体は変色や腐食に強い素材ですが、装着している接着材や支台歯(削った天然歯)の状態は時間とともに変化します。歯ぐきの後退や支台歯の損傷によって噛み合わせがずれると、セラミックに過度な力がかかり、欠けやすくなります。
セラミックの歯が欠けたときにしてはいけないこと

セラミックの歯が欠けたとき、間違った対処をすると状態を悪化させたり、再治療が難しくなることがあります。ここでは、欠けたときにやってはいけない行動と、その理由について詳しく解説します。
自分で補修しようとする
欠けた部分を接着剤で貼り付けて応急処置を試みる方もいますが、絶対に避けてください。歯科用のセメントとは異なり、家庭用接着剤は口腔内での安全性が確保されておらず、成分によっては歯や歯ぐきに悪影響を与える恐れがあります。
また、不適切な接着で隙間ができると、細菌が侵入し、虫歯や歯周病の原因となります。
欠けた歯で硬いものを噛む
欠けた部分で硬い食べ物を噛むと、破損がさらに進行する危険があります。特に、奥歯の欠けが広がると噛み合わせ全体に影響するため、できるだけ患部を使わないよう注意しましょう。
欠片を捨てる
欠けた破片を捨ててしまうと、修復に必要な情報が失われます。場合によっては、その欠片を使って修理できるケースもあるため、必ず保存して歯科医院に持参してください。
通院を後回しにする
欠けた箇所に痛みがないと「しばらく放置しても大丈夫」と考えがちですが、これは危険です。欠けた部分から細菌が侵入すると、接着している歯や支台歯が虫歯になることがあります。
また、欠けたことで噛み合わせが不安定になり、他の歯や顎関節に負担をかける場合もあります。できるだけ早めに歯科医院を受診することが大切です。
セラミックの歯が欠けたときの対処法

以下に、欠けたときに取るべき正しい対処法を詳しく解説します。
欠片を保管して持参する
欠けたセラミックの欠片を捨てずに保管してください。破片の状態によっては、それを再利用できる場合があります。保存する際は、清潔な容器に入れ、水や生理食塩水に浸しておくと良いでしょう。乾燥を避けることで、歯科医師が修復時に扱いやすくなります。
欠けた歯で強い力をかけない
欠けた部分は構造的に弱くなっているため、硬い食べ物やガムなどを噛むと破損が進む恐れがあります。修復までの間は、反対側の歯を使って食事するなど、できるだけ患部に負担をかけないように心がけましょう。食事内容も、柔らかいものを選ぶと安全です。
口腔内を清潔に保つ
欠けた部分の周囲は、細菌がたまりやすい状態です。歯ブラシやデンタルフロスを使って丁寧に清掃し、口腔内を清潔に保つことが大切です。
ただし、欠けた部分に強く触れるとさらに破損することがあるため、優しくケアしましょう。うがい薬を使用するのも効果的です。
歯科医院を早めに受診する
欠けた場合は、痛みがなくてもできるだけ早く歯科医院を受診してください。欠けた原因や範囲を確認し、適切な修復方法を提案してもらうことが必要です。放置すると、支台歯や周囲の歯に負担がかかり、二次的なトラブルにつながる恐れがあります。
セラミックの歯が欠けるのを防ぐには

セラミックは美しさと耐久性を兼ね備えた素材ですが、誤った使い方や不適切なケアによって欠けるリスクがあります。欠けを防ぐためには、日常生活での注意や定期的なメンテナンスが欠かせません。
ここでは、セラミックの歯を長持ちさせるために意識すべきポイントを解説します。
硬い食べ物を避ける習慣を身につける
セラミックは硬い素材である一方、衝撃に弱いという特徴があります。飴などの硬い食べ物を噛むと、欠けやヒビの原因になります。また、くるみやナッツの殻を噛むといった習慣もリスクを高めます。
治療後はこうした食材を避けることが、長期的なトラブル防止につながります。
歯ぎしりや食いしばりの対策を行う
就寝中の歯ぎしりや日中の無意識な食いしばりは、セラミックに過度な力をかけます。この習慣を放置すると、修復後でも再び欠ける可能性があります。
歯ぎしりの傾向がある場合は、歯科医師に相談し、ナイトガードを使用するなどの予防策を取り入れることが大切です。
定期的に噛み合わせをチェックする
噛み合わせの変化は、セラミックの破損リスクに直結します。治療後の歯は経年変化で位置がわずかに動くことがあり、その結果、一部の歯に強い力が集中する可能性があります。
こうした負担を防ぐためには、定期的に歯科医院で噛み合わせを確認し、必要に応じて調整を受けることが重要です。
正しいケアで口腔内を清潔に保つ
セラミック自体は虫歯になりませんが、土台となる天然歯や歯ぐきは影響を受けます。歯周病や支台歯のトラブルで歯ぐきが下がると、セラミックの安定性が低下し、破損の原因になることがあります。
毎日の歯磨きに加え、デンタルフロスや洗口剤を使い、口腔内を清潔に保つことが予防につながります。
定期メンテナンスを欠かさない
セラミックの歯を長持ちさせるには、半年から1年ごとの定期検診が不可欠です。歯科医師によるチェックでは、噛み合わせやセラミックの状態、歯周組織の健康を確認できます。異常があれば早期に対処できるため、大きなトラブルを防ぐことができます。
まとめ

セラミックの歯は美しく耐久性の高い素材ですが、硬い食べ物を噛んだり歯ぎしりを続けたりすると欠けることがあります。欠けた場合、自分で接着剤を使って補修したり、放置するのは危険です。破片は捨てずに清潔な容器に保管し、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう。
治療法は欠け方によって異なり、レジンで補修できる場合もあれば、セラミックを作り替える必要があることもあります。再発を防ぐには、硬いものを噛まない、歯ぎしり対策を行う、定期検診で噛み合わせを確認するなど、日常的なケアが不可欠です。
セラミックの歯を検討されている方は、大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、「歯の健康に出会う歯医者」として安心・安全を心がけて診療にあたっています。虫歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療やインプラント、予防歯科にも力を入れています。診療案内ページはこちら、予約フォームもございますので、ぜひご覧ください。