2025.09.25
インビザラインは痛い?原因・対処法と治療のメリット・デメリット
こんにちは。大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」です。

インビザラインは、透明なアライナーを用いた目立ちにくい歯列矯正方法として人気を集めています。従来のワイヤー矯正と比べて見た目が自然で、装置の取り外しも可能なため、日常生活に取り入れやすいという利点があります。
一方で「インビザラインは痛いのでは?」という不安を抱く方も少なくありません。実際に治療を受けた方のなかには、装置の装着直後や交換時に痛みや違和感を覚えたという声も聞かれます。
この痛みは一時的なものなのか、それとも治療中ずっと続くものなのか、気になるところです。
今回は、インビザライン治療で痛みが生じる理由やその対処法について解説します。インビザライン治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
インビザライン治療中に痛みが生じる理由

インビザライン治療では、アライナーを1日20〜22時間装着し、一定期間ごとに交換しながら少しずつ歯を動かします。そのため、痛みは少ないといわれていますが、歯を動かす仕組み上、多少の痛みや違和感が生じることがあります。ここでは主な原因を解説します。
歯の移動による痛み
新しいアライナー(マウスピース型の矯正装置)を装着すると、歯を動かす力がかかります。このとき歯根膜や歯槽骨に圧力がかかるため、鈍い痛みや締め付けられるような感覚が生じます。
特に、アライナーの交換直後は圧迫感や痛みが出やすく、特に治療初期には強く感じることがあります。
ただし、多くの場合は一週間以内に自然と落ち着いていきます。
歯ぐきや口内の傷による痛み
アライナーの縁が歯ぐきや粘膜に当たると、小さな傷や炎症を引き起こすことがあります。特に装着に慣れていない初期段階では粘膜が敏感なため、このようなトラブルが起こりやすいといわれています。
歯科医院でアライナーの縁を削って調整してもらうことで、こうした刺激を軽減できるケースが多いです。
噛むときの違和感や痛み
新しいアライナーを装着した直後は、食事や会話の際に噛むときの違和感や痛みが生じやすくなります。これは歯にかかる圧力が強まるためで、硬い食べ物を噛む際に特に顕著です。
しかし、この痛みも数日で和らぐことがほとんどで、柔らかい食事を選ぶことで不快感を減らすことができます。
インビザライン治療中に痛みがあるときの対処法

ここでは、インビザライン治療中に痛みがあるときの対処法について解説します。
食事内容を工夫する
新しいアライナーを装着した直後は噛むときに痛みを感じやすいため、柔らかい食べ物を中心にすると安心です。スープや煮物、ヨーグルトなど歯に負担をかけにくいメニューを選ぶことで、痛みを和らげながら栄養をしっかり摂取できます。
鎮痛剤を服用する
痛みが強く、日常生活に支障をきたしている場合は市販の鎮痛剤を使用することも可能です。なかには、歯の動きを妨げる成分が含まれているものもあるため、服用する際は必ず歯科医師に相談することが大切です。
鎮痛剤をうまく取り入れることで、治療を前向きに続けやすくなります。
マウスピースの調整を行う
アライナーの縁が歯ぐきや口内の粘膜に当たり、痛みや炎症を起こすことがあります。その場合は、歯科医院で縁を削ってもらうことで快適に装着できるようになります。
アライナーの着脱時の工夫
アライナーの着脱では、爪で無理に外そうとせず、専用のリムーバーを使用すると安全です。外すときはゆっくり少しずつ外すと、歯やアライナーへの負担を軽くできます。
装着時は、指でしっかりと押し込んで正しい位置にフィットさせることが基本です。フィットが甘いと感じるときは、チューイーと呼ばれる専用アイテムを軽く噛むと均等に密着させやすくなります。
インビザラインのメリット

ここでは、インビザラインのメリットについて解説します。
装置が目立ちにくい
インビザラインでは透明なマウスピース型の矯正装置を使用するため、従来のワイヤー矯正と比較して装置が目立ちにくいという大きなメリットがあります。
特に、日常生活や仕事、学校など人前に出る機会が多い方にとって、矯正治療中であることがほとんど気づかれない点は大きな安心材料です。
取り外し可能で衛生的
インビザラインで使用するアライナーは取り外しが可能です。
アライナーは1日20〜22時間装着する必要がありますが、食事の際には簡単に外せるため、食べ物が装置に挟まる心配がありません。また、毎日のブラッシングも普段通りに行えるので、口腔内を清潔に保ちやすい点が特徴です。
通院頻度が少ない
従来のワイヤー矯正の場合は、装置の調整のために1か月に1回ほどの頻度で歯科医院に通院する必要があります。
一方でインビザラインの場合は、事前に数枚のアライナーをまとめて受け取り、ご自身の管理のもとで装着・交換しながら治療を進めていきます。そのため、ワイヤー矯正に比べて通院頻度が少ないのです。
仕事などで忙しい方や遠方から通院する方にとって、通院回数が少ないことは大きな利点といえるでしょう。
金属アレルギーの心配が少ない
インビザラインで使用するアライナーは透明な医療用プラスチック素材で作られています。金属を一切使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられるのが大きなメリットです。
インビザラインのデメリット

ここでは、インビザラインのデメリットについて解説します。
自己管理が必要
インビザラインで使用するアライナーは取り外しが可能ですが、装着時間や交換時期を守らないと計画どおりに歯を動かすことができません。外す時間が長いと治療効果が得られなかったり、治療期間が延びたりする可能性があります。
そのため、自己管理が苦手な方には負担に感じられるかもしれません。
適応症例が限られる
インビザラインは軽度から中等度の歯列不正には対応できますが、重度の不正咬合や外科的処置を必要とする症例には適応できない場合があります。たとえば、上下の顎のズレが大きい場合や、大幅な歯の移動が必要なケースでは、ワイヤー矯正が選択されるケースもあります。
紛失や破損のリスクがある
インビザラインで使用するアライナーは取り外しができるため、紛失や破損のリスクがある点に注意が必要です。特に、食事や歯磨きの際に外したまま置き忘れたり、ティッシュやナプキンに包んで誤って捨てたりするケースも少なくありません。
また、アライナーが割れたり変形したりすると、予定通りに歯が動かず治療計画に影響を及ぼす可能性があります。万が一、紛失や破損が発生した際は、速やかに歯科医師へ連絡し、指示を受けることが大切です。
インビザライン治療にかかる費用

インビザライン治療の費用は、症例の難易度やクリニックによって幅があります。一般的には全体矯正で70万円から100万円程度、部分矯正で30万円から60万円程度が目安です。
この費用とは別に精密検査の費用や通院時の調整料、リテーナーの作製費用などがかかる場合もあります。
また、アライナーを紛失・破損して再作製が必要になった場合には、追加で費用が発生することがあります。契約前に費用の内訳や追加料金の有無を確認しておくことが大切です。
インビザライン治療の期間と通院頻度

治療期間は症例の難易度によって異なりますが、一般的には全体矯正で1年半から3年程度、部分矯正で半年から1年程度が目安とされています。歯の動き方には個人差があるため、期間はあくまで目安として捉えることが大切です。
通院頻度は、1〜3か月に1回程度であることが多いです。歯の動きを確認したり、マウスピースの調整が必要な場合は、通院間隔が短くなることもあります。
また、患者さんの自己管理が治療のスムーズさに大きく影響します。装着時間を守らなかったり、通院を怠ったりすると、治療が長引いたり予定通りの結果が得られないこともあるため注意が必要です。
計画どおりに治療を進めるためには、アライナーを正しく装着し、指示通りに通院することが欠かせません。
まとめ

インビザラインでの治療中は、歯を動かす過程で一時的に痛みや違和感を覚えることがあります。特に装着を始めた直後やアライナーを交換したときに感じやすいですが、多くの場合は数日で落ち着きます。
痛みが強い場合は市販の鎮痛剤を服用したり、食べ物を工夫したりすることで和らげることができます。痛みが長期間続く場合は歯科医師に相談することが大切です。
インビザラインを検討されている方は、大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、「歯の健康に出会う歯医者」として安心・安全を心がけて診療にあたっています。虫歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療やインプラント、予防歯科にも力を入れています。診療案内ページはこちら、予約フォームもございますので、ぜひご覧ください。