歯周病が進行していないかセルフチェック!自宅でできる予防方法も

2026.01.08

2026.01.08

歯周病が進行していないかセルフチェック!自宅でできる予防方法も

こんにちは。大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」です。

歯周病になった歯茎を歯科医が指で示しているイメージ

歯周病は、日本の成人のおよそ8割が罹患しているとされている身近な病気です。初期段階では自覚症状が少ないため、気づかないうちに悪化していることが多いです。痛みなどで気づいたときには、すでに歯ぐきや歯を支える骨に深刻なダメージが及んでいることもあるでしょう。

そのため、歯周病にならないよう、日頃からチェックをしたり予防策を取ったりすることが非常に重要なのです。

この記事では、自宅で簡単にできるセルフチェック方法をご紹介していきます。歯周病の予防方法もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

歯周病とは

歯周病になるメカニズムのイメージ

歯周病とは、歯を支えている歯ぐきや骨などに炎症が起こる病気です。初期段階では自覚症状がほとんどないため、沈黙の病気とも呼ばれています。放置していると歯ぐきが腫れたり出血したりして、さらに進行すると歯を支える骨が溶けて歯がぐらつきます。

歯周病の主な原因は、プラーク(歯垢)に含まれる細菌です。細菌が歯と歯ぐきの境目にたまることで慢性的な炎症を引き起こしていきます。日々の歯磨きによってプラークを除去できていないと歯石となり、歯に強固に付着して除去が困難になります。さらに、歯周病菌が作り出す毒素が周囲組織に悪影響を与え、歯周病を進行させていきます。

また、近年の研究では、歯周病が糖尿病や心疾患、早産など全身の健康にも深く関わっていることが明らかになっています。特に中高年の日本人にとっては歯を失う大きな理由となっており、生活の質を大きく左右する疾患だといえるでしょう。

自宅でできる歯周病のセルフチェック

歯周病になっていないか歯ぐきの状態をチェックする男性

歯周病は初期段階では自覚症状が乏しく、徐々に進行していくのが特徴です。年齢を問わず誰でもかかり得る病気であり、特に中高年の方はリスクが高くなるため、日常生活の中で定期的に歯ぐきの状態を確認することが重要です。

早期に異常に気付ければ、歯科医院での治療も複雑化しません。ここでは、自宅でできる簡単な歯周病セルフチェックの方法について詳しく解説します。

歯ぐきの状態をチェックする

自分が歯周病かどうかを知りたいときは、まずは歯ぐきの状態を確認しましょう。歯ぐきが健康な状態であれば、ピンク色で引き締まっており、触ったときに弾力を感じられます。歯ぐきが痩せていたり、歯ぐきの色が赤く腫れていたりする場合には、炎症が起きている可能性があります。

また、歯磨きをしたときに出血する場合は、炎症が起きているサインである可能性が高いでしょう。

口臭のチェック

歯周病かどうかチェックするには、口臭を嗅いでみるのも1つの手です。歯周病が進むと、口臭が強くなることがあります。コップの底などに息を吹きかけて臭いを確認し、独特の臭いがしたら歯周病の可能性が疑われます。また、清潔にした手を舐めて唾液を付着させ、そのにおいを嗅いでみるのも良いでしょう。

ただし、口臭が強くても、それだけで歯周病だと断定することはできません。他の病気やトラブルの可能性もあるため、気になる場合は歯科医師に相談するようにしましょう。

食べ物が歯に挟まるかどうか確認する

硬いものや粘着性の高い食べ物を食べたときに、いつもより多く食べかすが挟まる場合は、歯と歯茎の境目に隙間ができ始めている可能性があります。歯周ポケットが形成されつつあるサインの1つです。

特に、繊維質のものや、餅、キャラメルのように歯にくっつきやすい食品を食べたときに、特定の歯に繰り返し挟まるようであれば注意が必要です。同じ箇所に繰り返し食べ物が挟まる場合は、歯周病の進行や噛み合わせの変化を疑う必要があります。

健康な歯茎であれば食べ物はあまり挟まらないため、このサインを軽視しないようにしましょう。

歯がぐらつくかどうか確認する

歯がぐらついている場合、歯周病が進行している可能性があります。舌で軽く歯を押して確認してみると良いでしょう。歯の揺れが気になる場合は、早めに歯科医院を受診することが大切です。

歯周病を予防するためにできること

歯周病を予防するために正しい方法で歯磨きをする男性

歯周病になってから治療すると、時間もお金もかかります。そのため、歯周病にならないよう、日頃から予防につとめることが大切です。歯磨きなどを少し工夫するだけでも、歯周病のリスクを軽減できます。

ここでは、歯周病を予防する方法について詳しく解説します。

正しい方法で歯を磨く

歯周病予防の基本は、毎日のきちんとしたブラッシングです。歯ブラシは毛先が広がっていないものを選び、力を入れすぎずに小刻みに動かすことがポイントです。

特に、歯と歯ぐきの境目や奥歯の裏側など、汚れがたまりやすい場所は丁寧に磨く必要があります。1回のブラッシングには、5〜10分程度かけるようにしましょう。

デンタルフロスや歯間ブラシを併用する

歯ブラシだけでは、歯と歯の間にたまるプラークを完全に除去することはできません。デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、プラークの除去率を大きく高めることができます。

特に、下の前歯や上の奥歯などは磨き残しが生じやすいため、意識的にフロスや歯間ブラシを使いましょう。正しい使い方を覚え、毎日の習慣に取り入れることで、歯周病予防の効果が大きく高まります。

規則正しい食生活を心がける

間食や甘いものの摂取が多いと、口腔内に糖分が長く留まり、細菌の繁殖を招きやすくなります。特に、就寝前の飲食は唾液の分泌が減る時間帯と重なるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

歯ぐきを丈夫に保つためには、カルシウムやビタミンB群を多く含む食品を意識的に摂取することが重要です。これらは、口腔内の粘膜の健康維持や骨の強化に役立ちます。

禁煙する

喫煙は、歯周病の発症・悪化を招く要素の1つです。タバコに含まれる有害物質は歯ぐきの血流を悪化させ、免疫機能の低下を招くため、炎症の進行を早めるとされています。

また、喫煙者は非喫煙者と比べて歯ぐきの炎症が起きにくい一方で、組織の治癒力が弱いため、治療をしても効果が出にくいという特徴もあります。禁煙は、歯周病予防において非常に重要な要素なのです。

すでに歯周病の症状が見られる方にとっては、治療の効果を高めるためにも禁煙が不可欠でしょう。禁煙によって血流の改善が見られれば、歯ぐきの健康状態も安定しやすくなります。

定期的に歯科医院でプロによるケアを受ける

毎日のセルフケアだけでは、すべての汚れを落としきることはできません。そのため、定期的に歯科医院に通い、プロによるケアを受けることが大切です。

歯科医院では、歯の状態チェックのほか、歯のクリーニングやブラッシング指導なども行われます。歯のクリーニングでは、歯磨きでは落とせない汚れを徹底的に落とせるでしょう。

また、ブラッシング指導では、患者さまの歯の状態にあった磨き方を教えてもらえます。染め出し液と呼ばれる専用の薬剤を用いて歯に付着した汚れを可視化し、磨けていない箇所を把握します。

正しい歯磨きの仕方を習得し、実践することで、より効果的な歯磨きができるようになるでしょう。

まとめ

男女がコーヒーを楽しんでいるイメージ

歯周病は初期段階では気づきにくい病気ですが、毎日のセルフチェックを行うことで早い段階で発見することが可能になります。今回紹介した方法で、ぜひチェックしてみてください。異常を感じたら、早めに歯科医院を受診するようにしましょう。

また、歯周病の予防にはセルフケアと医師によるケアが欠かせません。正しいブラッシングや食生活の見直し、禁煙など、生活習慣を改善することで、歯ぐきの健康を維持できます。この記事を参考に、自宅でのセルフチェックや予防行動を習慣にしましょう。

歯周病かどうか不安な方は、大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、「歯の健康に出会う歯医者」として安心・安全を心がけて診療にあたっています。虫歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療やインプラント、予防歯科にも力を入れています。診療案内ページはこちら予約フォームもございますので、ぜひご覧ください。