2026.01.22
子どもの歯磨きは何歳から?嫌がるときの対処法も
こんにちは。大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」です。

子どもの歯が生え始めると「そろそろ歯磨きを始めるべきか?」と悩む保護者の方も多いのではないでしょうか。乳歯はむし歯になりやすく、一度悪くなると進行も早いため、早い段階で歯磨き習慣を身につけることが大切です。
しかし、いざ始めようとしても、子どもが歯磨きを嫌がったり、どう磨けばよいのかわからなかったりと、戸惑う場面は少なくありません。
そこでこの記事では、子どもの歯磨きを始める適切な時期や、日々のケアで意識したいポイント、さらには歯磨きを嫌がるときの対応方法について解説します。お子さんのお口の健康を守りたいとお考えの保護者の方は、ぜひ参考にしてください。
子どもの歯磨きは何歳から?

歯磨きを始めるタイミングは、乳歯が生え始めた頃が目安となります。一般的には、生後6か月頃から下の前歯が見え始めることが多く、この頃から口の中を清潔に保つ習慣をつけていくことが大切です。
最初の段階では、歯ブラシではなく湿らせたガーゼやシリコン製の柔らかいブラシを使い、やさしく歯をぬぐうようにしてケアを行います。その後、歯の本数が増えてきたら、子ども用の歯ブラシを使って1日1回を目安に歯磨きを取り入れましょう。
1〜2歳頃になると、自分で歯ブラシを持つようになりますが、この時期はまだ十分に磨けないため、保護者の方による仕上げ磨きが欠かせません。
子どもが歯磨きをするときのポイント

子どもの歯を健康に保つためには、正しい方法で毎日ケアを続けることが重要です。ここでは、歯磨きの際に意識しておきたい基本的なポイントをご紹介します。
子ども用の歯ブラシと歯磨き粉を使う
子どもの口の中はとても繊細です。お子さんの歯や歯ぐきに合った道具を使うことで、快適に歯磨きができるようになります。
子ども用の歯ブラシは、ヘッドが小さく、毛先もやわらかく作られているため、細かい部分にもしっかり届きやすくなっています。持ち手も小さな手に合うように工夫されており、自分で握って使いやすい形状です。
また、歯磨き粉も子ども向けのものを選ぶことで、強い刺激を避けることができます。フッ素が含まれている製品を使うと、虫歯予防にも効果的です。香りや味がやさしいタイプを選ぶと、歯磨きの時間を心地よく感じやすくなります。
デンタルフロスを活用する
歯と歯のあいだは、歯ブラシの毛先が届きにくく、汚れがたまりやすい場所です。特に奥歯が生えそろってくる2歳半ごろからは、デンタルフロスを使ったケアも大切になります。
持ち手がついた子ども用のフロスを使えば、大人が使うタイプよりも操作しやすく、仕上げ磨きにも取り入れやすくなります。最初から毎日使おうとせず、週に数回から始めて、少しずつ習慣にしていくとよいでしょう。
磨く順番を決める
毎回同じ順番で歯を磨くことで、磨き残しを防ぎやすくなります。たとえば、上の前歯から奥歯、下の前歯から奥歯といったように順番を決めておくと、どこを磨いたかがわかりやすくなります。
また、子どもが自分で磨くときにも順番が決まっていると、混乱せずに取り組みやすくなるでしょう。慣れるまでは、大人が声かけをしながら一緒に確認すると、スムーズに習得しやすくなります。歯磨きを習慣づけるうえでも、一定の流れを作っておくことはとても大切です。
やさしい力で磨く
歯磨きのときに力を入れすぎると、歯や歯ぐきを傷つける可能性があります。特に乳歯はエナメル質が薄いため、強く磨くと表面が削れやすくなるため注意が必要です。
歯ブラシは軽く持ち、毛先が歯に触れる程度の力でやさしく動かすだけで、十分に汚れを落とすことができます。保護者の方が仕上げ磨きをする際も、子どもが不快に感じないよう、力加減に気を配りながら進めましょう。
歯磨きが心地よい時間になることで、毎日のケアにも前向きに取り組めるようになります。
保護者の方が仕上げ磨きをする
子どもがしっかりと自分の歯を磨けるようになるのは、小学校中学年ごろといわれています。それまでは、保護者の方が仕上げ磨きをしてあげることが虫歯予防においてとても大切です。
特に奥歯の噛み合わせや歯と歯の間は磨き残しが多くなりやすい部分なので、大人の目で確認しながら丁寧にケアしていきましょう。仕上げ磨きの際は、子どもを寝かせる体勢にすると、口の中がよく見えるようになります。
やさしく声をかけながら行うことで、子どもも安心して身を任せやすくなり、歯磨きの時間が親子のコミュニケーションのひとつとして楽しいものになります。
子どもが歯磨きを嫌がるときの対処法

小さな子どもが歯磨きを嫌がることは、どの家庭でもよくある悩みです。そのようなときは、無理にやらせようとせず、子どもの気持ちに寄り添った工夫を取り入れることで、歯磨きへの苦手意識を和らげていくことができます。
ここでは、子どもが歯磨きを嫌がるときの対処法について解説します。
歯磨きの時間を短くする
子どもがじっとしていられる時間には限りがあります。無理に長時間磨こうとすると、退屈さやストレスを感じ、歯磨きを嫌がる原因になることもあります。初めのうちは短時間でも構わないので、少しずつ歯磨きに慣れさせることを重視しましょう。
例えば、タイマーや好きな音楽を活用して「1分間だけ頑張ろう」と伝えると、子どもも目標を持ちやすくなります。時間を区切ることで、歯磨きが終わりのある活動であると認識しやすくなります。
子どもが選んだ歯ブラシを使う
自分で選んだ歯ブラシを使うことで、歯磨きに対する関心や楽しさが生まれやすくなります。お気に入りのキャラクターや好きな色の歯ブラシは、子どもにとって特別な道具となり、自分から進んで使いたいという気持ちにつながることもあります。
歯ブラシを買うときに、一緒にお店へ行って選ぶ体験をするだけでも、自分で選んだものという意識が芽生え、歯磨きの時間を前向きにとらえやすくなります。機能面だけでなく、見た目や感覚も大切にすることで、日々のケアがよりスムーズになります。
ごっこ遊びを取り入れる
歯磨きを遊びに取り入れると、子どもが楽しみながら取り組みやすくなります。 ぬいぐるみの歯を磨くお医者さんごっこをすることで、親しみを感じやすくなります。また「ライオンさんのお口をきれいにしようね」といった声かけも工夫のひとつです。
保護者の方が歯医者さんの役になってやりとりを楽しむことで、気持ちも前向きになります。 こうした遊びを通じて、自然と歯ブラシや口の中に慣れていけるようになります。
ご褒美を取り入れる
歯磨きに前向きになれるよう、小さなご褒美を用意するのも一つの方法です。たとえば、歯磨きができたらシールを貼る、1週間続けられたら好きな絵本を読むといったように、達成感を感じられる工夫を取り入れると励みになります。
ただし、ご褒美に頼りすぎると、歯磨きそのものの目的が伝わりにくくなるため、日々の声かけや笑顔など、気持ちを認める関わりを大切にしましょう。「今日もがんばったね」と褒めることは、子どもにとって何よりのモチベーションになります。
まとめ

子どもの歯磨きは、健康な歯を育てるための大切な習慣です。乳歯は虫歯になりやすく、進行も早いため、早い段階から口の中を清潔に保つ意識を持つことが重要です。
ただし、子どもが歯磨きを嫌がることはよくあるため、無理に進めるのではなく、楽しい雰囲気や前向きな気持ちを引き出す工夫が欠かせません。
道具選びや遊びの要素、短時間での実践など、子どもの成長に合わせた関わり方を意識しながら、少しずつ歯磨きを生活の一部として定着させていきましょう。毎日の積み重ねが、将来の歯の健康につながっていきます。
お子さんのお口の健康を守りたいとお考えの方は、大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、「歯の健康に出会う歯医者」として安心・安全を心がけて診療にあたっています。虫歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療やインプラント、予防歯科にも力を入れています。診療案内ページはこちら、予約フォームもございますので、ぜひご覧ください。