2026.02.19
歯並びを治す場合にかかる費用はどれくらい?負担を軽減する方法も
こんにちは。大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」です。

歯並びが気になるものの、治療にどれほど費用がかかるのか不安で、一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。
歯並びの矯正には複数の種類があり、それぞれで費用に差があります。また、費用の負担を少しでも軽減する方法も存在するため、事前に理解しておくとよいでしょう。
この記事では、歯並びを治す際にかかる矯正治療の種類ごとの費用、負担を抑える工夫について詳しく解説します。歯の矯正を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
歯並びを治す場合にかかる費用

歯並びを整える矯正治療にはいくつかの方法があり、それぞれに特徴と費用の違いがあります。ここでは、代表的な矯正治療の種類と、かかる費用の目安についてご紹介します。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯にブラケットという小さな装置を取り付け、ワイヤーの力で少しずつ歯を動かす方法です。長年行われてきた治療法で、多くの症例に対応できます。歯並びの乱れが大きい場合や、抜歯が必要なケースにも対応しやすい点が特徴です。
ワイヤー矯正には、表側矯正と裏側矯正があり、それぞれ特徴や費用が異なります。以下に、それぞれ詳しく解説します。
表側矯正
表側矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを取り付けて歯を動かす矯正方法です。もっとも一般的な矯正方法であり、幅広い症例に対応できるのが特徴です。金属製のブラケットを使用することが多く、強い力をかけて歯を移動させることが可能です。
装置が目立ちやすいというデメリットはありますが、近年では目立ちにくい色のブラケットも選択できるようになっています。費用の相場は、60万円〜100万円程度が目安です。
裏側矯正
裏側矯正は、歯の裏側(舌側)に矯正装置を取り付ける方法で、見た目を気にする方に選ばれています。
矯正中であることにほとんど気づかれないという大きなメリットがある一方で、装置の作成や取り付けに高度な技術が必要なため、費用は高額です。相場としては100万円〜150万円程度になります。
発音がしにくくなったり、装置に慣れるまで違和感が生じたりする場合もあるため、カウンセリングでしっかり確認しておくことが大切です。
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、プラスチック製の装置を歯に装着し、段階的に交換しながら歯を動かしていく治療方法です。
装置は薄く透明のため、日常生活のなかでも気付かれにくい点が特徴です。また、金属を使用しないため、口元の見た目に配慮したい方に選ばれています。食事や歯磨きの際には取り外すことができるため、普段通りに食事を楽しみやすく、歯のお手入れもしやすいという利点もあります。
ただし、マウスピースを1日20〜22時間装着する必要があり、決められた時間を守ることが治療結果に大きく関わります。
費用の目安はおよそ60万円〜100万円程度ですが、歯並びの状態や治療の範囲によって金額は変わります。軽度の歯列不正であれば費用を抑えられる場合もありますが、複雑な噛み合わせの改善には別の治療法が提案されることもあります。
治療前には精密検査を受け、自分の症例に合った方法かどうかを確認することが大切です。
歯の矯正治療の工程ごとにかかる費用

歯並びを整えるための矯正治療は、診断から保定までの複数の段階に分かれており、それぞれに費用が発生します。ここでは、治療の工程ごとにかかる主な費用について解説します。
カウンセリングの費用
治療の第一歩となるカウンセリングでは、現在の歯並びや噛み合わせの状態、治療に対する希望などを歯科医師と相談します。この段階では、費用や治療期間の目安、考えられる治療法の選択肢などについて説明を受けることが一般的です。
カウンセリングの費用は無料の歯科医院もあれば、3,000円〜5,000円ほどかかるところもあります。
精密検査の費用
矯正治療を安全かつ効果的に進めるためには、治療前に口腔内の状態を詳しく調べる必要があります。
具体的には、レントゲン撮影、歯型の採取、口腔内写真の撮影、場合によってはCT検査などが含まれます。これらの検査によって、歯の位置や傾き、顎の骨の状態、噛み合わせの関係などを総合的に判断し、治療計画を作成します。
精密検査の費用は、歯科医院によって異なりますが、概ね2万円〜5万円が相場です。
矯正装置の費用
上述のとおり、矯正装置の種類によって費用は大きく異なります。
装置を歯の表側に装着する表側矯正は、もっとも一般的な治療法で、費用の相場は60万円〜100万円程度です。目立ちにくさを重視する場合は、マウスピース矯正が選ばれることもあり、こちらは60万〜100万円程度の費用がかかります。
さらに、裏側矯正(リンガル矯正)は歯の裏側に装置を装着する方法で、審美性に優れている分、技術的に難しく費用も高額になりやすく、100万〜150万円ほどかかります。
定期的な通院にかかる費用
矯正治療中は、月に1回程度の頻度で定期的な通院が必要になります。この通院では、歯の動きの確認や装置の調整、口腔内の清掃状況の確認などが行われ、1回あたり3,000円〜1万円程度の費用がかかることが一般的です。
保定装置・保定期間中の通院の費用
矯正治療で歯を動かしたあとは、その状態を安定させるために保定期間が設けられます。保定期間にはリテーナーと呼ばれる装置を使用し、歯の後戻りを防ぎます。リテーナーの費用は1万円〜6万円ほどが一般的です。
また、保定期間中も定期的に通院して歯の状態を確認します。保定期間の通院費用は、1回あたり3,000円〜5,000円前後となります。矯正治療が終わっても、後戻りを防ぐために、保定は必要不可欠な工程です。
歯の矯正治療に保険は適用される?

歯列矯正は基本的に自由診療とされており、原則として健康保険の適用対象外です。これは、歯並びの改善が見た目を整える目的とされることが多く、病気の治療とはみなされないためです。そのため、全額自己負担となり高額になりやすいのが現状です。
ただし、すべての矯正治療が保険適用の対象外というわけではありません。
厚生労働省が定める特定の症例に該当する場合に限り、保険が適用されるケースがあります。たとえば、唇顎口蓋裂などの先天的な疾患や顎変形症などの顎骨の異常に関する治療を伴う矯正は、保険が適用されることがあります。
なお、保険適用の矯正治療は、国が認可した指定の医療機関でのみ受けることができます。適用範囲や条件は限られていますが、該当する可能性がある場合は、歯科医師に相談して確認することが重要です。
歯並びを治すのにかかる費用の負担を抑えるには

矯正治療は高額になることが多いため、事前に負担を軽くする方法を知っておくことが大切です。ここでは、歯並びを治す費用をできるだけ抑えるための具体的な方法をわかりやすく解説します。
医療費控除を活用する
医療費控除は、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告をすることで所得税の一部が戻ってくる制度です。
矯正治療費が医療費控除の対象となるかどうかは、治療の目的によって判断されます。たとえば、噛み合わせや発音といった機能面の改善を目的とした矯正治療であれば、医療費控除の対象となる可能性があります。
一方で、見た目を整えることのみを目的とした治療は対象外とされることが多いです。申請する際には、治療内容を示す診断書や領収書が必要になるため、捨てずに保管しておくことが大切です。医療費控除の対象となるかどうかは治療の目的によるので、歯科医師に確認しましょう。
分割払いやデンタルローンを活用する
矯正治療は費用が高額になることが多いですが、分割払いやデンタルローンを活用することで、月々の支払い額を抑えることが可能です。
歯科医院によっては独自の分割払いプランを用意している場合もあり、初期費用を抑えながら治療を始められます。また、デンタルローンは金融機関と提携しているケースが多く、長期的な支払い計画を立てやすいのが特徴です。
ただし、金利や手数料がかかることがあるため、契約内容は事前によく確認する必要があります。
部分矯正ができないか確認する
気になる箇所が前歯や一部の歯に限られている場合、全体矯正ではなく部分矯正で対応できる可能性があります。
部分矯正は、歯列全体ではなく数本の歯に限定して動かす治療法です。治療範囲が限定されるため、費用は全体矯正と比べて抑えることができ、短期間で治療が完了するケースもあります。
ただし、すべての症例に対応できるわけではないため、歯科医師に相談し、自分の希望や状態に合った治療方法を検討することが大切です。
複数の歯科医院で見積もりを取る
歯列矯正は自由診療であるため、治療にかかる費用は歯科医院ごとに異なります。そのため、複数の歯科医院でカウンセリングを受け、見積もりを比較することが重要です。
歯科医院ごとに診断方法や治療計画、費用の内訳などに違いがあるため、事前にしっかりと確認することで、自分に合った治療方法を見つけられるかもしれません。
見積もりを取る際には、治療にかかる総額だけでなく、追加費用や支払い方法についても確認し、納得できる歯科医院を選ぶことが大切です。
まとめ

歯並びを整えるための矯正治療は、選択する方法によって費用に大きな幅があります。ワイヤー矯正やマウスピース矯正など装置の種類や治療範囲、通院期間によって総額が変わるため、事前に治療内容と見積もりの内訳をしっかり確認することが重要です。
また、医療費控除の活用や分割払いの利用、部分矯正の検討、複数の歯科医院での比較などを行うことで、経済的な負担を軽減できる可能性があります。
矯正治療は決して小さな出費ではありませんが、噛み合わせの改善や虫歯・歯周病の予防など、将来の口腔内の健康にも関わる大切な取り組みです。費用面だけで判断するのではなく、治療内容や長期的なメリットを踏まえ、自分に合った方法を選ぶことが納得のいく結果につながります。
矯正治療を検討されている方は、大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、「歯の健康に出会う歯医者」として安心・安全を心がけて診療にあたっています。虫歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療やインプラント、予防歯科にも力を入れています。診療案内ページはこちら、予約フォームもございますので、ぜひご覧ください。