プレオルソの適応年齢は何歳から何歳まで?治療期間や費用の目安も解説

2026.04.09

2026.04.09

プレオルソの適応年齢は何歳から何歳まで?治療期間や費用の目安も解説

こんにちは。大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」です。

プレオルソを手に持つ子ども

プレオルソは、子どもの歯並びや噛み合わせの問題を改善するために開発されたマウスピース型の矯正装置です。柔らかい素材でできており、痛みや違和感が少ないのが特徴です。子どもの成長を利用しながら、歯や顎の発育を促します。

「プレオルソは何歳から使えるの?」「何歳まで対応しているの?」といった適応年齢について、気になっている保護者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、プレオルソの適応年齢や治療期間、費用の目安を解説します。

プレオルソとは

プレオルソ使用に適正な年齢の子ども

プレオルソとは、子どもの口腔機能や顎の成長を正しい方向へ導くことを目的とした、マウスピース型の矯正装置です。主に、就寝中と日中の1時間程度の装着で効果が期待できるため、学校生活や日常の活動に支障が出にくい点が特徴です。

この装置はやわらかい素材でできており、子どもが装着しやすいように設計されています。力をかけて歯を動かすというよりは、舌の位置や口の周りの筋肉の使い方を整えることで、自然な成長をサポートしていきます。

歯や顎に大きな負担をかけず、無理なく歯並びや噛み合わせの改善を目指せる方法といえるでしょう。

プレオルソの適応年齢

プレオルソ使用に適正な年齢の子ども

プレオルソは、子どもの成長期に合わせて口腔機能を正しく導くことを目的とした矯正装置です。そのため、装着する年齢が非常に重要なポイントとなります。適切な時期に始めれば効果が期待できますが、逆に早すぎる・遅すぎるタイミングでは十分な効果が得られないこともあります。

プレオルソの適応年齢は5歳から10歳前後が目安とされており、これは乳歯から永久歯へと生え変わる混合歯列期にあたります。この時期に治療を開始することで、発達の自然な力を利用してより効率的に歯並びや噛み合わせを整えられるとされています。

しかし、年齢だけで判断するのではなく、子どもの口腔の状態や生活習慣などを総合的に考慮して、適応の有無を判断することが大切です。

プレオルソの治療期間

プレオルソの治療期間

プレオルソによる矯正治療の期間は、一般的には1年~3年程度とされています。ただし、この期間はあくまで目安であり、お子さまの歯並びや噛み合わせの状態、装置の使用状況、成長の進み方などによって大きく変動します。

特に、装置の装着時間が不足していたり口呼吸や舌の癖がなかなか改善されなかったりする場合、治療が長引くことがあります。

また、プレオルソは成長期の子どもに合わせた治療法のため、お子さまの年齢や成長の度合いによっても治療の進み方が異なります。早期に治療を始めた場合、数か月で効果が見られることもありますが、スタートが遅れると一定の成果が出るまでに時間がかかる可能性もあります。

装着を忘れる日が多かったり装着を嫌がったりする場合は矯正効果が現れにくくなり、治療のスケジュールに遅れが出ることがあります。

プレオルソのメリット

プレオルソのメリット

プレオルソには、他の小児矯正にはないメリットが数多くあります。ここでは、プレオルソの主なメリットをいくつか紹介します。

永久歯が正常に生える土台を作れる

プレオルソは、永久歯が正しく生えるための環境を整える役割を持っています。あごの成長が不十分だったり、舌の位置や口周りの筋肉の使い方に問題がある状態では、永久歯が正しい位置に並びにくくなります。

プレオルソは、口腔習癖の改善や筋肉バランスの調整を行い、将来の歯並びが良くなる土台を作ります。その結果、永久歯が生えそろったときに自然と歯列の乱れが起こりにくくなり、本格的な矯正の必要性を下げることにもつながります。

口呼吸などの悪習癖を改善できる

プレオルソのメリットの1つが、子どもの口呼吸や舌の位置、唇の使い方などの悪習癖を同時に改善できる点です。これらの悪習癖は、歯並びの乱れだけではなく、将来的に鼻づまりやいびき、睡眠障害の原因にもなり得ます。

プレオルソは、こうした習慣の根本的な見直しを促し、鼻呼吸への移行や正しい舌の位置の獲得をサポートします。

お子さまへの負担が少ない

子どもの矯正治療において最も重要なのは、本人が無理なく続けられるかどうかです。その点、プレオルソは取り外し可能で、基本的に就寝時と日中の1時間程度の装着で効果が期待できます。そのため、学校生活や食事の時間に支障が出にくく、日常生活への影響が少ない点が魅力です。

装置自体もやわらかい素材でできているため、口の中での違和感や痛みも少ないです。子どもがストレスなく治療を続けやすいといえるでしょう。

後戻りのリスクが少ない

矯正治療後に歯並びが元に戻る現象を、後戻りといいます。これは、歯が元の位置に戻ろうとする力によるものです。

プレオルソは、歯を直接動かすのではなく、歯並びの土台である顎の発育や舌・口周りの癖を整える治療です。そのため、歯が元の位置に戻ろうとする力が働きづらく、後戻りのリスクが低いとされています。

ただし、舌の癖や呼吸の問題が完全に改善されなければ、後戻りが起こる可能性はゼロではありません。そのため、日常生活の中で正しい舌の置き方や口周りの使い方を意識し続けることが大切です。

プレオルソのデメリット

プレオルソのデメリット

メリットの多いプレオルソですが、デメリットも存在します。主なデメリットは、以下のとおりです。

装着時間を守る必要がある

プレオルソは1日1時間程度と就寝時の装着が推奨されており、装着時間が不足すると治療効果が十分に得られない可能性があります。毎日の装着を習慣化するには、お子さま自身の理解とご家族のサポートが重要です。装着を忘れないよう促す工夫も必要になります。

装着前には必ず歯を磨く

プレオルソを装着する前には、必ず歯磨きをする必要があります。口腔内が不衛生な状態で装置を装着すると、虫歯や歯周病のリスクが高まるためです。また、装置自体にも細菌が付着しやすくなるため、常に清潔な状態を保つことが非常に重要です。

歯ぎしりや食いしばりをしない

歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合、プレオルソが破損しやすくなる可能性があります。プレオルソは柔らかい素材でできているため、強い力が加わると変形やひび割れが生じることがあります。

歯ぎしりや食いしばりの癖があるお子さまには、別の矯正方法が合っているかもしれません。矯正治療を決めるときは、歯科医師と相談したうえで判断するようにしましょう。

トレーニングも実施する必要がある

プレオルソによる治療では、装置の装着だけではなく、口腔周囲の筋肉を鍛えるためのトレーニングも並行することが推奨されています。これは装置の効果を最大限に引き出すために必要なプロセスではありますが、子どもが日々継続して行うには根気が求められます。

プレオルソの治療の流れ

プレオルソの治療の流れを決めるために子どもの歯をチェックしている歯科医師

プレオルソによる治療は、段階的に進められるのが一般的です。

まずは、歯科医院でのカウンセリングから始まります。子どもの口腔内の状態や噛み合わせ、舌の動き、呼吸の様子などを丁寧にチェックし、プレオルソが適応可能かどうかを判断します。カウンセリング後は、必要に応じてレントゲン撮影や模型の作製など、より詳細な検査を行うこともあります。

装置の準備が整ったら、使用方法についての説明があります。装着時間や装着の仕方、トレーニングの方法などを分かりやすく教えてもらえるため、初めての方でも安心です。実際に装着してみて、口に合っているか、違和感がないかを確認し、必要に応じて微調整を行います。

治療が始まってからは、月に1回程度の頻度で通院するのが基本です。歯並びや噛み合わせの変化、装置の使用状況やトレーニングの進み具合を歯科医師がチェックします。成長に合わせて装置サイズを変更したり、装着時間やトレーニング内容を見直したりすることもあります。こうしたきめ細かな管理によって、治療の効果を最大限に引き出すことが可能になります。

プレオルソは、装置をつけるだけの受け身の矯正ではなく、お子さま自身が積極的に関わる治療法です。保護者の方のサポートも含めて、家庭と歯科医院が協力しながら進めていくことが大切です。

プレオルソの費用

プレオルソの費用

プレオルソの治療費用は、一般的に装置代と診察料を含めて10万円〜20万円程度が相場とされています。プレオルソは自由診療となるため、基本的に健康保険は適用されません。

歯科医院によっては、月額制やパッケージプランを採用している場合もあるため事前に確認しておきましょう。装置自体の交換が必要になった場合には、追加費用がかかることもあります。

まとめ

プレオルソを入れる子ども

プレオルソは、子どものうちに歯並びと口周りの筋機能を整えられる矯正方法です。5歳から10歳頃に治療を始めることで、永久歯がきれいに生える土台を作れます。

装置は取り外し可能で、負担が少ないのも特徴です。ただし、装着時間を守ったり、装着前の歯磨きやトレーニングなどをしっかり続ける必要があります。

治療の効果を最大限に引き出すためには、お子さま自身のやる気と、保護者の方のサポートが非常に重要です。この記事を参考に、お子さまに合った治療法を検討してみてください。

プレオルソを検討されている方は、大阪市中央区南本町「堺筋本町駅」1号出入口より徒歩1分にある歯医者「ヤマシタデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、「歯の健康に出会う歯医者」として安心・安全を心がけて診療にあたっています。虫歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療やインプラント、予防歯科にも力を入れています。診療案内ページはこちら予約フォームもございますので、ぜひご覧ください。